設計に欠かせないCADとは何か?

CADは、computer aided designの頭文字を並べた略語で、コンピューター支援設計と訳されます。構造物の設計を行うとき、古くは紙と筆記用具などを用いて行っていましたが、コンピューター上で動くソフトを活用することで設計者の負担を軽減できるようになりました。もともとはアメリカで航空機の設計をするときにCAD用ソフトが使われましたが、現代では工業製品や建築物などいろいろな設計業務にCADが使われています。

CADの使用によるメリット

CAD用ソフトは図面の作成を手助けする機能が基本ですが、近年では立体物を設計しやすくした「3DCAD」も登場しています。3DCADで建物や工業製品を設計すると完成品に近いイメージを画面上に表示できるので、図面のみの状態よりも関係者の理解が得られやすいメリットがあります。また、使用するCADソフトによっては設計データをクラウドで共有することも可能です。これにより、関係者によるデータ参照や修正が促進され、効率的に業務を進められます。

CADを導入するときの注意点

CADは設計業務の負担を軽くするツールですが、新たに導入するときは注意が必要です。まず気をつけたいのは導入に関わるコストです。CAD用ソフトにはいろいろな種類があり、初期コストが異なります。ソフトによって得意とする設計分野が異なるので、自社の業務に合ったソフトを選びましょう。また、CAD用ソフトを使いこなすには一定の知識が必要なので、スタッフの教育も必要です。将来、大規模なプロジェクトで設計データが大きくなった場合、高性能なコンピューターが必要になる可能性もあります。

電気CADとは、電気設計に特化した設計や製図をするシステムで、電気設計をサポートするさまざまな機能を備えています。